大竹しのぶさんと明石家さんまさん、離婚後も続く信頼関係と家族の絆

ふと石井明美さんの「CHA-CHA-CHA」を思い出し、そこから「男女7人夏物語」へ記憶が飛び、大竹しのぶさんさんちゃん離婚したっけな・・・からの二人の現在が気になったので記事にしてみました。

 

トレンディドラマの元祖「男女7人夏物語」での共演

1986年放送なので、もう39年も前になるんですね。(驚愕)

トレンディドラマの元祖とも言われる「男女7人夏物語」

このドラマで大竹しのぶさん明石家さんまさんは共演しました。

二人の掛け合いが面白いと話題になりドラマは大ヒット、続編の「男女7人秋物語」も放送されました。

ということで、このドラマがきっかけで二人は1988年に結婚されます。

39年前ですのでどんなドラマかまったく覚えてないと思ったら、それもそのはず、当時の私はまだ親に「早く寝なさい!」と言われるお年頃でした。^^;

ちゃんと見れなかったんだな・・・。

 

男女7人夏物語と秋物語のあらすじ

というわけで、この物語のあらすじとかちょっと気になり調べてみました。

簡単にまとめます。

男女7人夏物語
7人の男女が織りなす恋愛模様を描いた作品。
物語は旅行代理店のツアコンだった今井良介(明石家さんま)が、酔った勢いで初対面の神崎桃子(大竹しのぶ)を自宅に泊めてしまうところからはじまる。
翌日、酔っていた時の記憶をなくしている二人は大騒ぎになり別れる。
その後、友人たちとの合コンをきっかけに再開し恋愛関係へと発展してゆく。
登場人物たちはそれぞれ複雑な恋愛事情を抱えており、すれ違いや葛藤を繰り返しながら関係を深めてゆく。
良介と桃子は衝突しながらも惹かれ合い、最終的には嵐の夜に良介が桃子に告白し、二人は結ばれる。
しかし、桃子にはアメリカ行きの話が持ち上がり、夢を追うか恋を選ぶかの選択を迫られることに・・・。

おお!見てみたくなりますね。^^

喧嘩するほど仲がいいって・・・なんかこんなマンガあったな。

続いて続編の秋物語。

 

男女7人秋物語

アメリカに渡った神崎桃子が帰国し、元恋人の今井良介と再開するところから始まる。
桃子には新しい恋人・横山健(柳葉敏郎)がいて、良介は複雑な思いを抱えながらも新しい恋をしようとする。
良介は沖中美樹(岩崎宏美)と出会い関係を深めてゆくが、桃子への未練が消えず二人の間で揺れ動くことに。
物語は恋愛のすれ違いや葛藤を描きながら進み、良介、桃子と、周囲の人々を巻き込んだ複雑な展開が続く。
最終的に、良介と桃子がそれぞれの恋人と決別し再び結ばれる。

ん?

二人は夏物語の後に別れたのでしょうか?

ちょっと内容的には重そうな感じになったのですね。

当時の視聴者の感想を見ると、「ハッピーエンドではあるがすっきりしない」との意見が多いです。

ドロドロ系だったのでしょうか?

しかしキャスト的にも面白そうではありますので今度どちらも見てみたいと思います。

 

なれそめ

それでは大竹しのぶさんさんまさんのなれそめをば。

「男女7人夏物語」の二人の息の合った掛け合いが、視聴者からドラマ外でも本当に仲が良さそうと評判になりました。

当時、大竹しのぶさんはTBSのプロデューサーである服部晴治さんと結婚しており、1歳になる息子の二千翔さんがいました。

しかし、服部さんが1987年に亡くなります。

服部さんは亡くなる前に、さんまさん「しのぶのことを頼む」と伝えていたとも言われています。

その後、「男女7人秋物語」大竹さんさんまさんは再び共演し、さらに親しくなります。

もともと気が合う二人だったのでしょうが、夫を亡くした大竹さんの心の隙間を、さんまさんが埋めてくれたのかもしれませんね。

その後、二人は交際を始め、1988年に結婚しました。

大竹しのぶさんの結婚の決め手が「さんまさんと一緒にいる時間を作るには結婚するしかなかった」と語っていたそうですから、本当に仲が良い様子が伺えます。

 

結婚生活

結婚1年目には娘のIMALUさんが生まれます。

さんまさんは家庭内でもサービス精神旺盛で、家族との時間を過ごすこと、一緒に笑い合うことを大切にしていました。

一方で大竹さんは女優であることを大切にしていたため、家庭と仕事のバランスをとるのに苦労していたようです。

さんまさん笑いの絶えない楽しい家族の時間を期待していましたが、大竹さん女優業に打ち込みたかったため、お互いの価値観の違いが徐々に浮き彫りになってしまったようです。

1992年に、わずか4年で二人は離婚を決意するに至りました。

大竹しのぶさんは、なんだかドラマの桃子そのままの感じだったのですね。

桃子が、日本で良介と過ごす事より夢を追ってアメリカへ行ったように、大竹さんは家族も大切に思いつつ、自分の気持ち(女優でありたい)にも正直でいたかったのでしょうね。

日本では自分の気持ちを抑えてでもまわりに合わせることを多く見かけますが、自分に正直であることはある意味かっこいいと思います。

離婚となると子供の問題もありますので、軽はずみにかっこいいなんて言うと怒られそうですが、日本人はもっと自分を大切にしていいんじゃないかなぁ・・・なんて思う今日この頃。

 

離婚後

離婚後も二人の仲の良さが健在なのは有名な話ですが、子供たちとはどうだったのでしょうか?

二千翔さんは二人の離婚に対して「正直悲しかったし、つまらなくなったと思った」と振り返っています。

さんまさん良い関係があったからこその言葉だなぁと感じてしまいます。

そしてさんまさんのことを「今まで出会った人間の中で、一番かっこいい。最高の父親です。」と・・・。

ちょっとウルッと来ちゃいますね。

IMALUさんのほうは、離婚当時が2歳だったため「幼い頃はあまり深く考えていなかったが、大人になってから理解が深まった」と語っているそうです。

離婚後は大竹しのぶさん二人の子供を引き取って育てています。

経済的な自立を大切にし、二人が一人でも生きていく力をつけるような教育の在り方だったようです。

子供たちの先を考えた素晴らしい教育ですね。

女優業をこなしつつ子育てにも力をそそぎ、立派だなと思ってしまう。

また、大竹さんさんまさん二千翔さんIMALUさんはLINEグループがあり定期的に連絡を取り合っているそうです。

そして、IMALUさんお誕生日には、家族が集まってお祝いすることが恒例となっているそう。

家族関係も良好なようですね。

 

お互いを尊重し合う信頼関係

離婚の多くなった現代ですが、離婚後の素敵な家族の在り方を感じさせてくれる大竹しのぶさんさんまさんですね。

人はそれぞれの価値観があるから、どうしても意見が合わない事はある。

それが結婚、離婚という人生の大きな出来事でも。

それでも良い信頼関係を壊すことなく、お互いを尊重し合って付き合い続けられるあり方は素晴らしいと思います。

見習わなきゃなぁ・・・。

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